スイミングエルゴを引き、ハンドルを加速させるために体重を使うことにより、腕・肩・体幹・足で下方向のクランチが実行されます。
ハンドルを引くたびに、足で体が持ち上げられることが確認できます。 このため、体に負荷の大きな運動をさせることになります。スイミングエルゴの運動では、上半身と同程度以上の運動を足に与えます。
最大心拍数は有酸素運動が要求される運動において最大になります。 コンセプト社のスイミングエルゴは、1982年以降世界中のボート競技者にご使用頂いているエルゴと同様の力学とモニタリングシステムにより設計されています。
しかし、全国大会で入賞したり、播勝する選手が複数いるスイミングスクールの中で、私は決 して強い選手ではなかった。 全国大会に出場することはできても、決勝に進んだことは一度もな かった。そんな中「オリンピックで一番になる」という私の姿を想い描き、一緒に叶えようとして くれた人は母以外には誰もいなかった。
それでも11年間、オリンピックへの想いを持ち絞け、毎日必死に練習を積んできた。
水泳から離れたことで、初めて自由に友達と遊んだり、アルバイトをすることができた。 その中で「楽しいと感じることもあった。けれどそれまで長年に渡り、私にとって生活の中心とな っていた“競技”から離れた自分の心は、穴が開いたような物足りなさを感じていた。
そんな時、同じスイミングスクールに通っていた弟が全国大会で2位に入った。 幼いころから毎日一緒に練習をしてきた親友がインターハイで優勝した。 けれど、私は「みんな一生懸命やっているのに自分は何をやっているのだろう?」という想いから、 その事実を素直に喜ぶことができなかった。
そんな自分がいることを知った時、「私はこのままではダメになる。」と感じた。 そしてその後、玉川大学進学と同時に競泳で培ってきた心肺機能を活かせる陸上の長距離種目に転向することを心に決めた。
しかし、競泳と陸上競技との大きな違いである、重力による故障に苦しみ、思うように練習を継 続することができない日が増えていった。
大学三年になり、徐々に将来のことを考え、迷い、不安になっていた。
2008年北京オリンピックの開催はトライアスロンへ転向し、2年半後のことだった。 その間はとにかく練習をした。
2009年の後半、最初に右足に痛みが出てから2012年のロンドンオリンピックまで、様々な箇 所の故障により、痛みなく走れたことはほとんどなかった。 自分にとって一番の武器となっていたRUNの走り方も分からなくなった。
ロンドンオリンピック後、しばらくの間はもう走れないかもしれない」と惑じていた。 けれど、「2012年8月4日までに必死になって造り上げてきたものは決して34位などで終わるも のではない!」という想いから現役続行を決意。
2014年独立し、世界選手権シリ一ズシカゴ大会で5年ぶりに3位。アジア大会でも2位に入り、 それぞれのレースで表彰台に立つ。世界選手権シリーズランキングは日本人最高位の11位。
2016年リオデジャネイロ2020年東京オリンピックで8歲の頃から思い続けた「キラキラの 一番」を狙う。
北京オリンピック日本代表(2008) アジア人初 オリンピック | 5 位入賞 |
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ロンドンオリンピック | 日本代表(2012) |
世界トライアスロン選手権 | 日本代表(2007〜現在) |
ジャパンカップシリーズ | チャンピオン(2009) |
日本トライアスロン選手権東京港大会 | 優勝3 回 (2008, 2009, 2011) |
ワールドカップ優勝2回 | 2 0 0 9 石垣島大会(日本人女子初) 2 0 1 1 ウア卜ゥルコ大会 |
ITU世界卜ライアスロンシリーズ | 表彰台3 回 (2009 トンヨン、横浜、2014 シカゴ) |
ITU世界トライアスロンシリーズランキング | 日本人最高位 第17回アジア競技大会2014 仁川第2位 |
4/6 | ITU世界卜ライアスロンシリーズオークランド大会 | 21位 |
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4/26 | ITU世界卜ライアスロンシリーズケープタウン大会 | 12位 |
5/17 | ITU世界卜ライアスロンシリーズ横浜大会 | 15位 |
5/31 | ITU世界卜ライアスロンシリーズロンドン大会 | 12位 |
6/28 | ITU世界卜ライアスロンシリーズシカゴ大会 | 3位 |
7/12 | ITU世界卜ライアスロンシリーズハンブルグ大会 | DNF |
8/30 | ITU世界卜ライアスロンシリーズGFエドモン卜ン大会 | 12位 |
9/25 | 第17回アジア競技大会2014仁川 | 2位 |
10/26 | 日本選手権東京港大会 | DNF |
ITU世界トライアスロンシリーズ年閏ランキング | 11位 | |
日本人最高位 |
4/6 | ITU世界卜ライアスロンシリーズオークランド大会 | 8 位 |
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4/14 | ワールドカップ石垣島大会 | 3位 |
4/19 | ITU世界卜ライアスロンシリーズサンディエゴ大会 | 10位 |
5/11 | ITU世界卜ライアスロンシリーズ横浜大会 | 13位 |
6/1 | ITU世界卜ライアスロンシリーズマドリード大会 | 6位 |
9/14 | ITU世界卜ライアスロンシリーズGFロンドン大会 | 19位 |
10/13 | 日本選手榷東京港大会 | 6位 |
ITU世界卜ライアスロンシリーズ年間ランキング | 13位 | |
日本人最高位 |